目指すは子どもの明るい未来
ーまず親が本気になるー
子どもの弱視は、大人になってからでは治せません。成長過程の子どもの目は様々な事に影響が及びます。子どもの将来の為には、今治療をする必要があります。
保護者と眼科医、眼鏡専門店、眼鏡メーカーの4者が協力して、子どもの目を守りましょう。
治療には時間がかかり、成果がなかなか上がらない時もあります。
しかし落ち込みすぎたり、無関心になったりせずに、長期的な視点で取り組んでいきましょう。
継続的にめがねをかけるには?
☆小さなことでも褒めてあげよう☆
子どもが継続して治療するには、保護者の方からの温かい声掛けが大事だと考えています。褒められるとやる気がでて、治療にも積極的になれると思います。 小さなことでも褒めてあげて下さい。
めがねを最初にかけだしたとき、10分で外した子がいるとします。 こんな時、『10分しかかけなかったの?』ではなく、『10分もかけられて頑張ったね。明日は20分かけられるかな?』と褒めて、前向きになれるような声掛けはいかがでしょうか?めがねをかけることが普通になるまで続けてみましょう。
もちろん保護者の方も忙しく、疲れていても無理してやってください、とは言えません。そんなときは、まずご自身を褒めてあげて下さい。
『忙しくて疲れているのに、子どもの治療に向き合って、すごく頑張ってるね。』
ちょっとしたことでも褒められると嬉しくなるのは、子どもたちだけではないハズです。
保護者の方の声掛けが、子どもの一番のパワー(推進力)になります。
☆時には周りの人にも協力を☆
パパはもちろん、時にはおじいちゃんやおばあちゃんママ友など周りの人にも協力を。めがねをかけることはネガティブな印象を持つ方もいますが、弱視治療とは、子どもが将来、めがねをつけなくても生活できるようにする為の、とても前向きなことです。
そのことを周りにも理解してもらい、積極的に褒めてもらうなど、子どもが自信を持てる環境づくりを心がけてください。
子どもと、子どもの眼に向き合う人を支えたいと、私たちは考えます。
一緒に子どもの眼を守りましょう!